2009年11月05日

私学共済と民間保険会社の保険との比較

私学共済加入者は、基本的には強制的な加入となるので、他の保険への鞍替えは原則不可です。
ただ、職業を変える場合は別ですね。
現在働いている私立学校から、公立学校に移る。
あるいは、今の仕事を辞めて私立学校で働く。
こういった環境の変化が伴う場合、私学共済からの鞍替え、私学共済への鞍替えというものが可能となってきます。

近年では、こういった雇用条件を大きく重視し、仕事を選ぶ人も増えています。
その為、私学共済を目的の一つとして教職員になるという人も、決して少なくはありません。
ただ、そこまでする価値があるのかどうかをしっかり見極めておく必要はあります。
確かに、私学共済はメリットが多く、評判も上々です。
ですが、中にはあまり自分の重要視している点とは合わないという、相性の悪い人もいるはずです。
そういったところで後悔しないよう、鞍替えする先と現状との比較はしっかり行っておきましょう。

私学共済と民間保険会社の保険で一番異なるのは、やはり保険料率です。
これは、掛け金の算定の源になる報酬に掛ける率で、私学共済ではこの保険料率が一番少ないと言われています。
厚生年金よりも少ないのです。
その為、年金に関しては特に有利と言われています。

私学共済は、コスト面を重視するならば、まず入って間違いのない制度です。
後は、自由度との兼ね合いですね。
民間の保険は自由度が高く、自分で商品をカスタマイズできます。
必要最低限の保険でいいと考えている人は、民間の保険の方が合っているかもしれません。
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私学共済の注意点

私学共済に加入する教職員の人達は、意外と私学共済がどのような制度なのかという事について、あまり考えていない人も多いそうです。
強制加入という事で、全部用意されている感がありますし、掛け金もサラリーから自動的に引かれるという人がほとんどでしょうから、致し方ないかもしれません。

ただ、自分が加入している私学共済について何も知らない、というのでは、いざという時にかなり不利です。
特に、給付金の中には自己申告制のものもあります。
自分で申請しなくては、せっかくもらえるお金がもらえないということになるのです。
そういった事も頭に入れておく必要があるでしょう。

また、一口に共済と言っても、中には油断ならないケースもあります。
共済と言えば安全、間違いないというイメージが非常に強いので、安全性について考慮しない人がほとんどでしょうが、実際には破綻した場合に掛け金が返ってこなかったなどというケースも見受けられます。

その為、私学共済においてまず注意する点は、万が一の場合の対応はどうなっているかというところです。
具体的に言えば、もし破綻した場合に国が補償してくれるかという点ですね。
国が補償するのであれば、安心して掛け金を払い続ける事ができます。
ですが、それがない場合は非常に危険です。

私学共済の場合はそんな心配はないという先入観は持たず、まずはチェックする事。
それが、他の様々な生き方にも繋がっていきます。
何においても絶対はないという心構えでないと、この不況の最中、何事にも騙されず生きていくのは難しいと言っても、決して過言ではないのですから。
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私学共済のデメリット

私学共済は、手厚い保障や掛け金の手ごろな値段設定など、非常にメリットの多い魅力的な制度と言えます。
ただ、全てがメリットだらけの制度というものは存在していません。
メリットがあればデメリットもある。
それが、他の制度との兼ね合いでもあるのです。

私学共済におけるデメリットは、まず加入者がかなり限られている点が挙げられます。
私立の教育機関の教員であり、一定以上のコマ数の授業を組んでもらっている人でないと加入できないという点は、間口がやや狭い感を抱かせます。

また、自由性という意味では、私学共済はやや低い感が否めません。
加入条件を満たしている人は強制的に加入という流れになりますし、生命保険、自動車保険、年金保険など、しっかり一式揃ってはいるものの、それらの組み合わせを自由に行えるという事はなく、既に置かれてある商品をそのまま買う以外の選択肢はないというのが実情です。

加入者証が届く前に病気にかかってしまい病院にいくことになると、手続きがかなり面倒という点においても、デメリットに挙げられるかもしれません。
これに関しては、紛失時も同じです。
もっとも、どのような制度であっても、証明書を紛失した場合には、再発行の為にそれなりの手順を踏む必要があるので、これは致し方ない面もあります。

これらのデメリットは、大きな問題とまでは言えません。
強制加入も不自由さも、条件の良さがカバーしてくれる問題です。
ただ、教職員でない人にとっては絵に描いた餅という制度である事は間違いなく、今後何らかの条件緩和がある事が望まれています。
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